鍼灸は、身体のツボに鍼を刺したり、灸を据えることで、全身の”気”を巡らせて、心と身体を整える治療法です。
WHO(世界保健機関)から効果が認められている鍼灸は、各大学病院などでも脳梗塞・脳出血の後遺症に対して用いられています。
全身の‟気”の巡りを整えることで、血流の改善、内臓の調整、脳の覚醒などが期待できます。
鍼が苦手な方や小児には、てい鍼、打鍼といった刺さない鍼で治療を行います。

鍼灸の研究結果や医学論文については、こちらをご覧ください。
厚生労働省 eJIM 『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』

あん摩は、中国から日本に伝わり、「押す、揉む、さする、なでる、叩く」といった手技により、東洋医学の考えに基づいて、気血の流れを良くして、様々な疾病を治す治療方法です。

マッサージは、ヨーロッパから明治時代に日本に持ち込まれ、皮膚に直接触れて血流を改善する目的で手技を行います。

指圧は、日本独特の技法で、手指や手掌で体表に圧を加えて、病気の改善や予防を図る治療法です。 ‟気持ちいい”、“癒し”を目的とした施術ではなく、あん摩、マッサージ、指圧の本来の目的である‟治す”為の手技を行うことで、痛みや痺れの改善、内臓疾患を治癒に導きます。

変形徒手矯正術は、脳血管障害などの後遺症や、リウマチなどで関節が拘縮や変形してしまって機能が低下している関節に対して治療を行います。
関節の可動域の拡大と、筋力増強を促し、症状の改善を目的とするものです。